南海放送60年史
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90第4節          南海放送⑶「愛媛力プロジェクト」 報道部では60周年企画として、愛媛の経済や文化、人材など、様々な分野で潜在力や可能性を検証し、さらなる飛躍を目指して「愛媛力プロジェクト」を展開している。『News Ch.4』では、月1本のペースで「かんきつ類の輸出」「タオルのブランド化」「重機械工業の医療分野への進出」などを取り上げ、現状と未来の可能性を深く掘り下げたボリューム感のある特集を放送している。 また、「行動への挑戦」を掲げ、“放送して終わり…”という従来型の報道姿勢からの脱皮を目指し、報道が与えた影響や結果にも責任を持つことを心がけている。さらに、スタジオを飛び出し、“市民と直接対話する報道”にも挑戦し、2013年6月には、『愛媛力×愛媛大学 白熱教室』を制作した。「テレビニュースはネット時代、若者に必要とされているのでしょうか?」「大学はグローバル化に対応した人材育成が出来ているのでしょうか?」愛媛大学で約100人の学生と対話型の授業を開き、若い世代の意見を広く県民に紹介した。 ⑷特撮博物館などのイベント 文化事業では、2013年4月3日から6月23日にかけて、愛媛県美術館で『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』を開催した。特撮ヒーローに釘づけになったお父さん世代や親子連れなど、6万5,000人余りが訪れた。 また、7月30日には女性に根強いファンの多い『宝塚宙組全国ツアー 松山公演』をひめぎんホールで開催した。 10月26日から2014年1月5日にかけては、愛媛県美術館で『ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り』を開催する。東京で開催された同展は、20万人超が来場するなど人気の美術展で、西日本では唯一の開催となる。 メディアまつり2013  イベント関係では、2013年10月13日に『大手町&西堀端 愛媛力プロジェクトのオープニング写真撮影ができるミニチュアステージ(特撮博物館)

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