南海放送60年史
93/136

85[社史 第2部] 第3章 開局60周年、そして第3の創業へ 2012年の南海放送の自社制作番組の視聴率は『News Ch.4』が年度平均10.1%とNHKを含めて県内1位になった。『おかデリ』は、年度平均5.2%で過去最高。『もぎたてテレビ』も年度平均で14.7%と好調で、南海放送は、2009年から2012年まで4年連続で年間・年度視聴率四冠を継続している。 2013年2月10日㈰の『第51回愛媛マラソン』第1部(9:55-13:15)が19.4%、第2部(13:20-16:10)が13.4%と高い視聴率を獲得した。 2012年1月15日に放送回数が1000回になった『もぎたてテレビ』(2009年~2012年 平均視聴率13.1%)など、ローカル番組は高い支持を得ている。 もぎたてテレビ1000回  『もぎたてテレビ』は1991年4月7日㈰に第1回放送を開始し、2012年1月15日㈰に記念すべき「放送1000回」を迎えた。当日は1000回を記念し2時間30分の拡大番組を3部構成で放送し、平均視聴率13.5%・視聴者からのメール&FAX約200通・葉書約1,200通と大きな反響があり、改めて『もぎたてテレビ』の存在感を示した。 番組キャスターには2008年10月から寺尾英子アナウンサーが、そして2年後の2010年10月からは丹下真奈アナウンサーが新たに加わり、寺尾・丹下の女性アナコンビが誕生した。日本テレビ系『ズームイン!!朝!』などで多くの経験を積んだ寺尾英子のメリハリのある親しみ易いリポート、また丹下真奈の瑞々しく清潔感のあるリポートは好感を呼び、新たな視聴者を掴んでいる。 さらに番組編成面では2011年4月から10分間のプレ番組『もぎたてのもぎたて』(11:45-11:55)をスタート。視聴者との双方向を強化する「チャレンジの場」として「投稿写真コーナー」の創設や「もぎたて住民ディレクター」の組織化など、新たな番組活力を生み出す努力を行っている。同時に『もぎたてテレビ』は11時55分から12時50分と、従来より10分間1000回目の『もぎたてテレビ』左:丹下アナ 右:寺尾アナ

元のページ  ../index.html#93

このブックを見る