南海放送60年史
91/136

83[社史 第2部] 第3章 開局60周年、そして第3の創業へ4年連続視聴率四冠へ  2008年の年間全日視聴率は8.7%と、目標に今一歩及ばなかった。そうした中でも、4月からスタートした毎週金曜日15時53分からの情報番組『おかえりテレビデリシャス』(2010年10月から『おかデリ』)が、4-12月平均で4.3%と主婦層から一定の支持を得た。 2009年の年間視聴率は、全日・ゴールデン・プライムの各時間帯で、2002年以来7年ぶりとなる愛媛地区三冠を獲得し、2001年以来となるノンプライムを含む四冠もあわせて獲得した。 NTVの『ズームイン!!SUPER(2部)』や『しゃべくり007』が健闘し、『行列の出来る法律相談所』など、ゴールデンタイム・プライムタイムのレギュラー番組も好調を維持した。4月にスタートした夕方のローカルニュース『News Ch.4』も地元民放トップの視聴率を獲得した。しかし、全日視聴率は前年と同じ8.7%で、愛媛地区のHUT(総世帯視聴率)が低下し始めるなど、課題を残す結果となった。 積極的な番組宣伝  2010年は、2009年からの好調を維持するため、編成の大きな変更は行わず、3月からは、月~金の19時直前にアナウンサーによる45秒のゴールデンタイムのおすすめ番組の紹介「顔の見える番組宣伝」を放送した。新聞のラ・テ欄での番組紹介や印刷媒体・ラジオ・メール配信・HPなど、様々なメディアを使って積極的に広報した。第3節 ブランド力を発揮して高視聴率獲得

元のページ  ../index.html#91

このブックを見る