77[社史 第2部] 第3章 開局60周年、そして第3の創業へ放送」、「イベントに強い南海放送」を行政関係者にも強く印象付けたイベントとなった。 ラジオウォークのシリーズ化 ラジオウォーク、ふるさとウォークも地域の人たちの支援を受けながら継続している。2009年6月14日(生中継9:45-13:00)には、しまなみ海道10周年記念『しまなみウォーク~歴史ロマン満喫!大三島を歩こう~』を実施した。約1,500人が、今治市大三島町の宮浦港をスタートし、今治市上浦町側にある多々羅しまなみ公園をゴールとする約8.5キロを歩いた。 同年10月には、「坂の上の雲」のまちを歩こうシリーズが10回目になることや、松山市制120周年を記念して、初の2週連続ウォークを実施した。10月25日に中島のトライアスロンコースを歩く『まつやま2dayウォーク「しまウォーク」』、31日に道後お城下コースと城山コースを歩く『まつやま2dayウォーク「お城下ウォーク」』の各コースだった。「怱那水軍カレー」のバザーや古三津の虎舞など多くの方々の協力を得て、2日間で延べ9時間30分を超える生中継になった。 2010年にも、伊予中世を治めた豪族河野氏に焦点をあて、10月16日と30日の両日、旧北条市と松山市中心部を歩いた。市町村合併などで地域のつながりが変わる中で、伝統や文化をクイズで楽しみながらのウォークは、新しいコミュニティづくりにも一役買っている。 2011年には、1DAY開催スタイルに戻り、10月29日に開催した。『「坂の上の雲」のまちを歩こう12まつやまお城下ウォーク~お城の北には何がある?~』と題して、城山公園を発着、ロープウェイ街、愛媛大学、温山会館、一草庵、ロシア人墓地、俳句の道(平和通り)、二之丸史跡庭園などの城北地区約8キロのコースでラジオ生中継(9:30-13:00)を交えながらウォーキングした。松山大学では、坊っちゃん劇場で開催中の日ロ戦争のロシア人捕虜と日本人看護婦とのロ
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