南海放送60年史
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75[社史 第2部] 第3章 開局60周年、そして第3の創業へ大型イベントに記録的入場者  2007年4月にアイテムえひめで開催したRNBデジタル放送開始記念『えひめ世界の蘭展2007』は、入場者7万7,000人超を記録した。 日本テレビ事業部門のスタジオジブリ関連イベントも、毎回多くの観客をひきつけている。2008年11月(11月22日~2009年1月18日)には、『ジブリの絵職人 男鹿和雄展 トトロの森を描いた人』をラジオ55周年・テレビ50周年記念事業として、愛媛県美術館で開催した。男鹿氏は、「となりのトトロ」以来、「もののけ姫」「おもひでぽろぽろ」など、ほとんどのジブリ映画の背景画を手がけており、入場者は10万人を突破した。 2011年4月(4月3日~6月12日)には、『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』を開催した。映画が大ヒットした翌年の開催で、主役のアリエッティの声優を務めた女優の志田未来さんも一日館長として県美術館を訪れた。精巧に作り込まれた映画の舞台が、観客をアリエッティの世界に誘い込んだ。入場者は12万人を超えた。 2012年2月(2月9日~3月18日)に、日中国交正常化40周年を記念して開催された『地上の天宮 北京・故宮博物院展』は、入場者数が11万人を超えた。1日の平均入場者数3,293人は、県美術館の新記録になった。 企業との共催イベントでも成果を上げた。 2010年7月3日・4日に、四国で初開催のドラッグストアショー『健康フェスタ in えひめ』(レデイ薬局主催)をアイテムえひめで開催した。約200社が出展するイベントで、毎年第1節 あいつぐ大型イベントの成功『えひめ世界の蘭展2007』『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』『地上の天宮 北京・故宮博物院展』『健康フェスタ in えひめ』

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