南海放送60年史
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59[社史 第2部] 第2章 デジタルコンテンツのマルチユース 80歳近い高齢ながら、愛媛県立八幡浜高校の定時制に通っていた山下一郎さんは、亡き妻の残した手紙を20年以上も開けることができないでいた。48歳で亡くなった妻の「青春を返して」という言葉が山下さんに重くのしかかっていた。山下さんは、高校の体験発表をきっかけに手紙を開け、妻の思いを知った。命への執着、夫への愛…それは22年越しのラブレターだった。 「亡き妻からのラブレター」のエピソードは、同年8月24日・25日の「24時間テレビ36」の中でも紹介された。また9月8日には、山下さんと清家が出演し、八幡浜市の「アゴラマルシェ」で上映会及びトークイベント「じっちゃん高校生&じょうちゃん記者の恋文談義」が開催された。山下一郎さん(番組より)

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