南海放送60年史
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54第4節 全国放送で愛媛の良さを発信コンペに勝って全国放送枠獲得  「日本テレビ系上りネット」は、放送枠獲得を目指す系列各局がそれぞれ特色ある番組企画をエントリーし、コンペ形式で競うシステムになっている。担当した局は、番組の制作からCMの販売まで行い、制作力や営業力を高める絶好の機会を得ることができる。 東京支社営業部の島田昌彦は、東京のプロダクションなどの協力を得てチャレンジし続けた。2007年に2組の芸能人ペアがベトナムの魅力をPRするビデオを作り、「ベトナムの観光大使」の称号を競うという企画で初めて放送枠を得た。 9月1日午前10時30分からの1時間枠で、南海放送発22局ネット『友近&ブラックマヨネーズの観光大使争奪PRグランプリinベトナム』が放送された。松山出身のタレント友近を起用し東京のプロダクションとともに河野淳ディレクターが制作にあたった。 島田はラジオでも『友近&なだぎ武 愛媛県日本最大の観光地への道!』を全国ネット番組として企画し、番組は2008年9月8日にJRN加盟局全国33局で放送された。さらに2009年9月14日には、『えひめ音遺産~愛媛からの贈りもの~』を企画し、NRN加盟局全国33局で放送された。 本社営業部の山内孝洋は、全国理容生活衛生同業組合連合会の大森利夫理事長(愛媛県理容生活衛生同業組合理事長)のバックアップを得て、2007年から若いバーバーたちの情熱や理容の魅力に迫る番組を伊東英朗ディレクターとともに毎年1回のペースで企画制作し、番組販売方式で全国放送した。 1回目は2007年2月25日(14:40-15:10)放送『眞鍋かをり・第4節 全国放送で愛媛の良さを発信

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