南海放送60年史
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11[社史 第2部] 第1章 地上デジタルテレビ放送開始間放送連盟賞エンターテインメント部門で全国最優秀賞に選ばれた。審査委員長の江戸川大学専任講師西条昇さんからは、「8年間委員長をしているが、ここまで笑い、泣いた作品は初めて。ぜひ全国放送、あるいはDVD化を」と高く評価された。 今治市大浜1丁目では、その後、道路建設や立ち退きといった日本の縮図とでもいうべき出来事が起きた。2009年5月28日(26:09-27:09)には『ひだまり~今治大浜1丁目・6年の記録~』を制作・放送して地域コミュニティの変遷を描き、日本民間放送連盟賞・テレビ教養部門全国最優秀賞を獲得するとともに、ギャラクシー賞の選奨を受賞した。 『もぎたてテレビ』第44回ギャラクシー賞  『もぎたてテレビ』の変わらないコンセプトが「愛媛のいいとこ探しの旅」である。2006年5月28日放送の第735回「屋根つき橋のある風景・新緑の河辺を行こう」(寺尾隆ディレクター)は、ローカル局制作のレギュラーテレビ番組として初めて、ギャラクシー賞の選奨を受賞した。15周年を迎えた『もぎたてテレビ』にとって、素晴らしい記念となった。河辺地区に古くから残る「屋根つき橋」には、村人たちの思い、人生が詰まっていた。「取り壊される橋を残したい」と家の前に小さな橋を再建した男性、橋を渡ってお嫁入りした2人の女性…。地域に生きる人々とお付き合いさせて頂きながら番組を作る姿勢が評価され、『もぎたてテレビ』の作り手が勇気を頂いた受賞であった。 愛媛の旬グルメ専門誌『もぎたて』創刊  南海放送ラジオ・テレビのパーソナリティを集めた愛媛の旬グルメ専門誌『もぎたて』を、2004年11月30日に㈱エス・ピー・シーと共同で創刊した。年4回発行で、季節のグルメとパーソナリティ・アナウンサー・番組をリンクさせようと第735回「屋根つき橋のある風景」書店に並ぶ『もぎたて』

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