南海放送50年史
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室などと結ばれている。3階は業務局、技術局、放送資料室。4階は役員室、応接室、大会議室、総務局が配置された。事務棟のフロアでは、スチール製のデスクとロッカーが個々に与えられたが、最初は空間が目立つほど広く感じられた。3月12日、「放送会館落成創立10周年」の記念式典が来賓、工事関係者、10年勤続社員とその家族ら約100名が出席してテレビスタジオで行われた。山中社長が「放送会館は10年かけて鍛えた体であり、この体によって放送の充実に努める」と式辞を述べ、門田副社長が工事経過を報告した。次いで設計監理の日建設計工務、主59第1節 放送会館と経営近代化

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