ラを聞かせたいとの小沢氏の厚意で実現したものだが、翌日の原爆記念日を控え「広島への祈り」としてバッハの「G線上のアリア」が追加演奏された。子どもたちの目は輝いていた。社会貢献活動を推進する社内プロジェクト、Thanks 50実行委員会では「宇宙授業」に取り組み宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力を得て、まず事前の「宇宙ステーションを利用した宇宙授業」を松山市内の小学校6校で行った。本番の11月25日午後10時30分には会場となった本町会館テルスターホールと国際宇宙ステーションとの交信がはじまった。宇宙ステーションのマイケル・フォール、アレクサンダー・カレリ両飛行士から「NankaiBroadcasting…」と呼びかけてきた。本町会館には通訳をかねて日本人宇宙飛行士、星出彰彦氏が参加してくれた。テルスターホールに20インチのスクリーンを設置し、国際宇宙ステーションとの交信の模様を写しながら宇宙についての授業を行った。深夜にも関わらず会場に待機した小中学生たちは貴重な体験をした。創立50周年記念事業には他に、テレビ番組『二宮清純トーク・ドキュメント!野球王国魂のプレイヤー列伝』(2003年6月5日)、『愛媛から世界へ~愛媛大学遠藤教授・タンパク質研究のすべて~』(2003年11月22日)、催事では「生誕100年・畦地梅太郎展」(2002年10月~12月)、「寺坂公雄展」(2002年11月)、「ロボット博・絶滅動物とハイテク動物園」(2003年8月)、「小泉政孝展」(2003年11月)などがある。2003(平成15)年春、広告会社㈱電通西日本松山支社に依頼し、50周年を記念する新しいキャッチコピーとキャラクターを作成した。作成にあたっては、社内の若い世代からも意見を聞きながら、これまでにない個性を持った、親しみやすいキャラクター、キャッチコピーを目指した。㈱電通西日本松山支社の鍵矢康紀ディレクターから、「ジ「ジェントル」と「ヤギ」285第2節 新時代への挑戦本町会館テルスターホールでおこなわれた「宇宙授業」
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