南海放送50年史
302/358

コンピュータ導入30年目にして初めて既製品、いわゆるパッケージソフトを導入することになり、NEC製CM-WINを採用した。3年後の地上デジタル放送開始を見据えた更新であり、デジタル化へのスムースな移行ができるものと期待する」。わが社のテレビ営放システムの歴史は、初めてコンピュータを導入した1972(昭和47)年6月から始まった。テレビスポットの契約管理業務などを行うEDPSシステムを日立製作所と共同開発する方針のもと、1972年1月から企画部の松友勝俊副部長、明智平、山内幸光、矢野紘、石川壮、山岡みつきらがプログラミングを開始、6月28日に日立製HITAC-8210(24K)が稼動した。何度かのコンピュータ更新を経て、伊達仲秋、秋川啓人らが作成したテレビ運行管理システムと契約管理システムが連結して初期の営放システムが完成した。さらに1991(平成3)年にテレビスポット自動線引きシステムが稼動し、完全自社開発のテレビ営放システムの完成となった。1997(平成9)年6月9日に、福岡放送のCM未放送問題が発生し、確認書の重要性が急速に高まる中、1998(平成10)年7月21日、一部のソフトにパッケージソフトを導入した。テレビ編成を行う「PPWS」と、スポット空時間管理を行う「スポットデスク」で、両システムともに西日本コンピュータ製を採用。運行管理システムについては、自社製プログラムを改修することで「スポットデスク」との連携を取りながら、CMのCM素材を識別する「機械式第三者放送確認」も自社でシステム化をはかった。また、日本テレビ系列では、1997(平成9)年からネット番組の「タイム確認書」を円滑・正確に発行するための「NTV系列データ伝送システム・RABBINET」を検討していた。このシステムに適応するための確認書発行システムが2000(平281第2節 新時代への挑戦導入された新営放システム新営放システム火入れ式

元のページ  ../index.html#302

このブックを見る