南海放送50年史
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279第2節 新時代への挑戦2002(平成14)年12月20日開催の第71期定時株主総会後に開かれた取締役会で、松友勝俊専務取締役が代表取締役社長に選任された。土居俊夫社長は代表取締役会長に、曽我泰朗取締役が常務取締役に就任するなど新しい経営体制がスタートした。松友社長は1958(昭和33)年入社以来、主として企画部など管理部門を歩みコンピュータの導入や本町会館、サンパークの運営にも携わった。1992(平成4)年12月には常務取締役に昇進、放送営業担当の放送業務本部長を務めた。1996(平成8)年12月専務に就任、1997(平成9)年12月から代表権を持った。まだ民放各社にコンピュータが普及していなかったころ、小さい容量のコンピュータで営放システムを開発した苦労は、忘れられない思い出だという。景気の長期低迷が続く中、営業収入の落ち込みに歯止めがかからず第71期(2001年10月~2002年9月)のラジオ・テレビ収入の対前年比は86.6%と、依然として経営環境に明るさが見えなかった。テレビのデジタル化への巨額な設備投資が目前に迫ってきた。松友社長は就任後の2003(平成15)年の新年祝賀会で経営改革への3つのキーワードを挙げ、新しい経営指針を示した。①コストミニマム、②スリムな経営体質、③新しい地域貢献である。まず「コストミニマム」については、親局開局までの第1次デジタル化投資額の限度を10数億円とすると強調した。松友勝俊 社長就任第2節新時代への挑戦第7代社長 松友 勝俊

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