南海放送50年史
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スケジュール管理、文書管理等の強力な機能により、社内情報化が一気に前進した。一方、インターネットでは、1996(平成8)年の正月明けの1月4日から試験的にホームページを開設した。これはNEC系のプロバイダー「MESH」に情報を提供するという形で行われ、『もぎたてテレビ』の内容、ニュースキャスター、ラジオNancy16、イベントなどを紹介するコーナーを設けた。インターネットが社会的に定着する中、自社ドメインを取得し、11月1日から愛媛電算のレンタル・サーバーを利用して、新しいホームページを開いた。1999(平成11)年1月の愛媛県知事選挙では、オンデマンドによるライブ映像を交えて開票速報を行った。また、同年12月1日には、報道部の直接更新によるニュース記事を毎日6~10項目掲載する「RNBオンラインニュース」をスタートさせている。その後、ST Netの専用回線を引いた関係で、2000(平成12)年4月からレンタル・サーバーもST Netに変更となった。2000(平成12)年5月にはNTTドコモ四国の携帯サイトへの情報提供を開始し、2004(平成16)年1月現在のヒット数は1週間で約50万ヒットとなった。その後、au、Jフォン(現ボーダフォン)の携帯サイトも開設し、順調なアクセス数を上げている。2000(平成12)年8月18日、テレビサブ(副調室)の火入れ式が行われ、ソニー製デジタルスイッチャーDVS-7150 を中心とした新制作システムに一変された。従来のテレビサブは、1976(昭和51)年のカラー中継車導入に合わせてカラー化されて以来、同じ機器が20年以上使用されてきた。アンペックス社製のVTRなどは苦労しながら使用し続けてきた。なかには、1964(昭和39)年の放送会館落成時に導入テレビサブ最新鋭化266第6章 経営改革の時代テレビサブの火入れ式

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