南海放送50年史
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月行われたラジオ聴取率調査では、南海放送ラジオが他社を圧倒した。また南海放送創立50周年記念番組『ラジオを創った男達』(2003年2月放送)が民放連盟賞ラジオ教養番組部門で優秀賞を獲得するなど、年輪の厚みを見せた。2003(平成15)年10月4~6日の3日間、本社施設を一般に開放し、南海放送創立50周年を記念する50時間ラジオ『50時間ラジオマラソン』の中で、聴取者との交流を深めた。2001(平成13)年8月30日の臨時取締役会で、南海放送100%出資の子会社「アールエヌビーコーポレーション株式会社」を、わが社第71期のスタートにあたる10月1日に設立することとなった。南海放送本町会館は1976(昭和51)年以来、地域の文化センターとしての役割を果たしてきたが、競合する施設の増加などから経営改善が求められていた。そこで本社部門から切り離し、独立の事業として再スタートすることになった。新会社の代表取締役には吉村斌が選出され、10月1日から運営が委託された。文化事業部門の本町会館の運営については、人件費の削減など経営改善に積極的に取り組んできたが、売り上げの落ち込みがつづき、現状のままではデジタル化を前にした放送本体への影響が懸念された。そこで、新会社に業務を委託し、新会社でその運営を見直し、徹底してコスト削減、収支の改善に努めることとしたのである。さらに、当初の計画を半年間前倒しして2002(平成14)年4月から、新会社に本町会館を賃貸し、その運営を全面的に移管することにより経営の効率化を図ることとした。これまでの放送収益への依存体質を改善しなければ、テレビのデジタル放送への転換は難しいと判断したことによるものである。本町会館の業務委託241第2節 経営改革への取り組み

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