南海放送60年史
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88第4節          南海放送にした「感謝 感激 ありがとう」を制作した。 第82期 ラジオの黒字決算  2013年6月26日開催の定時株主総会で承認された第82期決算は、売上高が52億44百万円(前期比103.4%)で3期連続の増収を達成する一方、営業費用は年金資産の運用状況好転などを反映して46億72百万円(前期比95.2%)となった。その結果、営業利益は5億71百万円(前期比350.3%)で2期連続の黒字、経常利益は6億9百万円(前期比299.6%)、当期純利益が5億88百万円(前期比250.8%)と増収増益の決算で、黒字体質定着化へ順調な歩みを進めた。 また部門別では、ラジオが75期以来7期ぶりに経常利益段階で黒字を達成できた。 開局60周年記念事業 ⑴全国放送テレビ番組 開局60周年の記念事業を実施する期間は、2012年9月から2014年9月末までとし、そのスタートとして2012年9月1日(10:30-11:25)に『夏燃ゆ!俳句甲子園~恋・涙・コトバのバトル五・七・五~』を60周年記念番組として日本テレビ系の上りネットで全国放送した。 また、2013年8月24日(10:30-11:25)には、『欽ちゃんが恋した!13センチのLove Story』を上りネット(NTV系22局)で全国放送した。この番組のテーマは、西予市立美術館ギャラリーしろかわが主催し、今や全国区のイベントになった『全国「かまぼこ板の絵」展覧会』。 NNNドキュメントで3度放送したことを含め、10年間密着してきた南海放送の取材姿勢や「かまぼこ板の絵」にまつわる人間ドラマが評価され、上りネットに採用された。出演者には国民的タレント・萩本欽一さんと、好感度抜群の女性タレント・関根麻里さんをキャスティング。親と子・夫婦・家収録中の萩本欽一さん

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