南海放送60年史
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82第2節 伝統を継続し創造する力媛県とハワイ州が姉妹都市提携している。このため河田社長はメディアとしても文化交流をさらに進めたいと、『もぎたてテレビ』のハワイでの放送を地元ケーブルテレビ局NGN(NIPPON GOLDEN NETWORK)に働きかけた。 慰霊祭に合わせて、NGNの日本語チャンネルで『もぎたてテレビ』2話の放送が行われた。その後、双方が行き来するなど交流を重ね、2012年7月からハワイでの『もぎたてテレビ』レギュラー放送が始まった。南海放送が制作・提供した番組にNGNスタッフが英語字幕をつけ、ハワイ時間の毎週火曜日20時からのゴールデンタイムに放送している。 また、ラジオでもハワイとの友好を深めようと、2012年4月にスタートした『くまたまラジオ』に「K-ZOO アロハ!ホットライン」のコーナーを設けた。ハワイの日本語放送「KZOO RADIO」と電話でつないで情報交換を行っている。番組開始にあたって、アバクロンビー州知事から、「心から温かいアロハを贈りたい。ハワイと日本の“絆”を深めたい」とのメッセージがおくられた。同コーナーは、木曜朝のワイド番組『エブリモーニング』の中で毎週継続している。

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