南海放送60年史
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81[社史 第2部] 第3章 開局60周年、そして第3の創業へ 講演会は、猪瀬氏の副知事時代に依頼していたのが実現したもので、2012年12月6日の都知事選挙で初当選した猪瀬氏は、あわただしい日程の中で、松山を訪れ、作家、文化人、政治家と様々な顔をみせながら縦横無尽に水野を語った。 講演の模様は、南海放送のテレビでは2013年3月23日(16:00-16:55)、南海放送開局60周年記念番組 『闘論!猪瀬直樹 打開か、破滅か?!水野広徳が一番言いたかったこと』を放送した。 ラジオでは3月17日(19:00-20:00)、南海放送開局60周年記念番組『猪瀬直樹 熱弁!!~反戦軍人 水野広徳。そして東京オリンピックへ』を放送した。 ラジオNIKKEIでも3月20日(11:00-12:00)全国放送した。なお、番組は、放送後もラジオNIKKEIの番組サイトから2013年3月31日までオンデマンドで常時聴くことができるようにした。 ハワイとの交流 えひめ丸事故から10年  2011年2月9日、ハワイのオアフ島カカアコ公園で、宇和島水産高校の実習船えひめ丸の事故で亡くなった実習生と乗組員を偲び、事故から10年目の慰霊祭が行われた。中村知事や遺族、ニール・アバクロンビー ハワイ州知事やアメリカ海軍太平洋艦隊の関係者らが出席した。 現地を取材した報道部の御手洗充雄記者は、ニュースでのリポートとともに、テレビ番組『愛媛・ハワイ 未来への海図~えひめ丸事故から10年~』(2月25日放送)を制作した。慰霊碑がハワイの日系人らによって毎週掃除されていることや、10年間の遺族の心の軌跡を追うとともに、愛媛とハワイの交流が、少年野球やインターン生の受け入れなど、市民レベルのものから経済交流まで幅広く行われていることを紹介した。 河田正道社長は、慰霊祭に愛媛ハワイ会の人たちとともに出席した。えひめ丸事故をきっかけに、2003年11月に愛講演中の猪瀬氏10年目の現地を取材

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