南海放送60年史
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76第1節 あいつぐ大型イベントの成功2日間で2万人を超える入場者でにぎわっている。 2013年1月の『トミカ博 in EHIME』も四国初開催になったが、会場のアイテムえひめは、6日間で約65,000人の入場者でにぎわった。四国中の幼稚園や保育園500園以上に連絡し、ポスター掲示や園児らへのチラシ配布をお願いするなど、徹底した事前PRによって3万枚以上の前売券を販売したことも成功の一因だった。 城山公園オータムフェスティバルの実施に合わせて、2010年10月10日に、南海放送、愛媛新聞社、愛媛CATVのメディア3社で、城山公園オータムフェスティバル&大手町・西堀端メディアまつりを実施した。アナウンサーおにぎりや紅白歌合戦を楽しんでもらい、毎年の実施になった。 2011年からは、城山公園で愛媛県と松山市が連携して、「えひめ・まつやま産業まつり」が開催されるようになり、マスコミ各社も公開放送などを担当している。 いやし博2012のイベント展開  2012年4月から11月には、その年県最大の観光振興イベント「えひめ南予いやし博2012」を企画コンペで獲得し運営した。これは宇和島市までの高速道路延伸を機会に、宇和島圏域(宇和島市、愛南町、松野町、鬼北町)の魅力をイベントにより発信し集客をめざすもので、南海放送では大部分の重要なイベントに関わり30を超えるイベントを全社の力を合わせて完遂した。 具体的には宇和島市ではラジオウォーク、愛南町ではトライアスロンのテレビ番組化、松野・鬼北地区では加藤登紀子さんを迎えてのコンサートなどの大型イベントを行い、そのほかに地元の魅力をきっちりと知ってもらうためのシンポジウムやこどもキャンプ、スタンプラリーなど地元密着のきめこまかいイベントも毎週のように実施した。 南海放送の地域貢献の姿勢が高く評価され、各市町、愛媛県と南海放送とのきずなが一層強化された。「地域貢献の南海えひめ南予いやし博2012

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