南海放送60年史
56/136

48第3節 ラジオの自立とクロスメディア推進愛媛CATVの「ウィットチャンネル」  2009年4月から愛媛CATVと南海放送ラジオとのコラボレーションがスタートした。民放では初めてのラジオスタジオに映像をつけたCATVの同時生放送(サイマル)である。南海放送制作の生放送のトーク番組を本社2階のPALスタジオに置いた3台のカメラで撮影し、愛媛CATVで放送した。毎月の第4日曜日に『1116 Night School 第一マホラマ。学園』を、月曜日に『プロフェッサー樋口のMRマンデー』をサイマル化した。 2010年6月には、テレビ部門とラジオ部門を統括するメディア統括室を設置し、その下にメディア戦略部、コンテンツ開発部、広報視聴者センターを置いた。クロスメディアへの挑戦とラジオメディアの媒体力の向上を目指して、10月1日から、愛媛CATVで南海放送ラジオの再送信専用チャンネルである「ウィットチャンネル」(019ch)をスタートさせた。ラジオの24時間サイマル放送を基本とし、生ワイド番組はスタジオ映像を送り、ネット番組はウィットの静止画に映像を切り替えた。 「ワンセグ×ラジオ」日本初チャレンジ放送  2009年4月25日(13:00-15:00)、ラジオとワンセグ独立編成による『ライブde しまなみラブストーリー』のサイマル生放送を行った。しまなみ海道10周年を記念してオリジナルのラジオドラマを生放送し、それを同時に映像化した。映像化については、ワンセグも12セグ(フルセグ)も変わらないが、第3節 ラジオの自立とクロスメディア推進しまなみウォーク(2009年)

元のページ  ../index.html#56

このブックを見る