南海放送60年史
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18第4節 ラジオの第1回日本放送文化大賞し、テレビで全国放送された。 1997年5月25日放送のラジオドラマ「アラスカ外伝オーロラになった侍」を皮切りに南海放送が顕彰を続けてきた松山出身のアラスカの開拓者・和田重次郎を描いたミュージカル「オーロラに駆けるサムライ」を、2011年12月(松山市民会館中ホール)、2013年1月(坊っちゃん劇場)に公演し感動を呼んだ。 また、地球環境をテーマにした啓発ミュージカルを15年間継続して公演した。2006年11月の公演を記録した「もったいないけん!」のDVDは、環境省から四国の小学校に環境素材として贈られ、2007年10月、戒田が環境大臣表彰を受けた。 その年、戒田自身が作詞・作曲・振付をした地球温暖化防止ソング「地球にEcoしょ!~私のエコ宣言~」を放送で展開した。知事や企業のトップから子どもまで様々な人たちが踊る映像を放送し「地球にエコしょ!ええことしょ!」のフレーズが深く浸透した。2008年6月には、日本テレビが編成した13時間のエコ特番『Touch! eco 2008 明日のために…55の挑戦? スペシャル』にあわせ、『地球にEcoしょ! in 松山城』を松山城山頂ひろばで全社イベントとして開催し、約3,000人の来場者を集めた。 2009年2月、ストップ温暖化「一村一品」大作戦・全国大会に愛媛県代表として出場し、注目を集めた。 ラジオ番組『愛媛大学「研究室からこんにちは!」』  「愛媛大学とはなんぞや」をコンセプトに、大学の教育・研究活動やイベント情報などを紹介しようと2006年6月に始まったのが、ラジオ番組『愛媛大学「研究室からこんにちは!」』(毎週土曜日12:40-12:55)である。 営業部で、愛媛大学担当の白石卓也副部長が、少子化時代下の学生確保に力点を置く大学側にアプローチしたことが始まりだった。CMという手段には関心が薄い愛媛大学に対し、先生方の研究内容を広報してはという提案が功を奏した。「地球にEcoしょ!」を披露するみかん一座

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