南海放送60年史
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93[社史 第2部] 第3章 開局60周年、そして第3の創業へ2012年衆院選・第2次安倍内閣発足  2012年12月16日に投開票された第46回衆議院議員選挙では、自民、公明両党が合わせて325議席(定数480)を獲得した。自民党は3年3ヵ月ぶりに政権を奪回し、自公連立の第2次安倍内閣が発足した。 一方民主党は、前回総選挙で獲得した308議席(選挙公示直前は230議席)から57議席に激減した。中小政党が乱立する中で注目された橋下徹大阪市長らによる日本維新の会も54議席にとどまった。 愛媛県の4つの小選挙区は自民党が独占し、民主党の3人の現職候補は比例復活も果たせず全員落選した。日本維新の会からは、4区の桜内文城氏と2区の西岡 新氏が比例復活し、1区から立候補した候補は、中村知事、野志松山市長の支援を受けたが及ばなかった。 12月6日の開票日は、CWC(サッカー・クラブワールドカップ)の決勝戦当日に重なった。このため、愛媛県の開票特番は、ウィットチャンネル(19:55-21:29)で放送した後、地上波放送(21:39-24:00)に切り替えた。またCATV回線を使って、過去に例のない8か所の生中継を行った。インターネット回線とスマートフォンを駆使して松山市内からの動画ライブを初めて実施した。さらに、クロスメディア事業部で、初めてTwitterによる意見募集を実施した。 BPOによる自浄機能の確立  デジタル化の進展によって、通信・放送の法体系を見直す第5節 新放送法の施行と再免許

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