南海放送50年史
226/358

ンドコンサート~オスロ・フィルハーモニー管弦楽団~」、みかん一座(座長・戒田節子)のミュージカルで二宮敬作とシーボルトの娘の交流を描いた「一番星咲いた」、松山まつり前夜祭花火大会などがある。南海放送サンパークでは1993(平成5)年3月27日から「まつやま大恐竜博」が16日間にわたって開かれた。カナダ・ロイヤルティレル古生物学博物館秘蔵の、恐竜全身骨格、肉付き全体標本、あわせて10体のほか本物の化石を展示した。9日目の1万3,228人をピークに期間中の入場者は7万4,724人にのぼった。10月11日には、テレビシンポジウム『未来からのメッセージ・美しい街づくり物語』が開催された。快適な生活環境(アメニティ)をテーマに、公共の色彩を考える会委員長の田村美幸氏、数学者で大道芸人のピーター・フランクル氏らを招き街づくりについて多面的に話し合った。田村美幸氏は「美しい街づくりは、人がポリシーを持って積極的に行政等へ働きかけねばならない」などと語った。この模様は、10月23日午前10時から85分のテレビ特別番組として放送した。11月23日には、四国郵政局開局50周年を記念して宇宙飛行士毛利衛さんの記念講演「宇宙を旅して」が開かれた。毛利さんと日本宇宙少年団松山シリウス分団の交流を収録したテレビ番組『宇宙から四国がみえた~毛利さんと宇宙のお話~』(55分番組)を制作し、11月28日午後1時から放送した。この番組は高知放送、西日本放送、四国放送の四国3局にもネットされた。205第2節 創立40周年「まつやま大恐竜博」テレビシンポジウム『美しい街づくり物語』の収録記念講演で質問に答える毛利衛さん

元のページ  ../index.html#226

このブックを見る