南海放送50年史
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刻を30分早め、日曜日から金曜日までは午前0時、土曜日は午前0時55分までとした。このため、『ミッドナイトシアター』(月曜日~金曜日)の番組を55分枠から30分枠に変更するなど、午前、午後も含めて番組編成を手直しした。石油の量的規制が緩和されたのに伴い、1979(昭和54)年7月には放送時間が元に戻され、営業収入も1979年後半には回復に向かった。しかし、1972(昭和47)年秋からのインフレは石油価格の高騰によって拍車がかかり、物価の値上がりは、所得の伸びを大きく上回った。いきおい、人件費を中心とする経費は大幅に増加し、経営に厳しさを加えた。なお、わが社は、創業以来6か月決算を行ってきたが、商法改正の主旨に沿って1年決算にすることにし、その移行措置として、1974(昭和49)年12月から始まる第44期は1975(昭和50)年9月までの10か月とした。98第2章 大いなる飛躍へ20年勤続表彰記念1973(昭和48)年10月1日前列左から5人目 大西越丙取締役、田中覚取締役、山中義貞会長、平田陽一郎社長、門田圭三専務、楠一夫取締役、細田新取締役

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